春からの独り立ちデビューを控え、ようやく準備を本格化し始めた鳥居
母方のおばあちゃん『和子』が住んでたおうちに引っ越し予定です。
生まれる性別を少々間違えた、とにかく豪快な人であった和子。
誕生日は晩ごはん代わりにケーキ(1ホール)をお箸で食べる、が定番。
甘い物が大好きだったので、お菓子作ってはよく喋りに行ってました。
思ったことを腹に溜めない主義で色々な言葉をくれたけど、よく言ってたのがコレ。
女はケチでいろ。
本当に欲しいものに出逢った時、心配とかためらいなく買えるような蓄えをちゃんと持った人でいなさいと。
自分や自分の大切な人に対して、使いたい時にちゃんとお金を使える女でいとけ、的な。
自分の中では大きな節目となる春からの新生活。
無駄使いはしないけど、幾つかは自分なりの気に入った家具を置きたいなと考えました。
和子が買ってくれた勉強机のリメイクと迷ったけれど、多分一番使うことになるであろうキッチンボードを掲載店
『tote』さんに相談したいと思ったのは去年の5月頃。
店内のどこを見ても、“好みの可愛い”にあふれた空間。
toteさんの感性で作られた居心地いい空間が好きなのです。
本片手にお茶するお客さんをよく目にしますが…気持ちわかりますよ(って、心の中で声かけます)。
落ち着くんですよね、きっと。
toteさん自身にとってもそうらしいことが取材でも。
『身の丈に合ってて…できる限りのことは全部やったし、"自分の場所"みたいにはなってる気がしてます^^』と。
思わず和みました。
コーヒーやその他もろもろ、無知すぎるお客さん(鳥居)をバカにもせず、分からないことは気軽に聞ける気さくなtoteさん。
知らない人にとっての“知ってる人”って、会話の入口が『緊張』だったりする。
恥ずかしいけど、コレ聞いても大丈夫かな?みたいな。
でも、ここでは聞けます
厚かましいマシンガン質問に、そろそろ出入り禁止も予想されるほど。
オーダー家具なんて敷居高くてイキがってるかな…?みたいな不安をどけて相談しようと思えたのは、そんなtoteさんだったからです。
『見積もりしだいで断ってもらっても全然大丈夫ですしね^^』
toteさんは言ってくれましたが。
背伸びしすぎず、今ある自分の叶えられる範囲で、なにか一つ形にできたらいいな…と思います。
toteさんのセンスがキラキラ光るもの。
自分の分身みたいに、永く使い続けられるものを
それを叶えるくらいには、ちゃんと蓄えてきた自負もある。
和子の教えのおかげでね。
というか既にだいぶな夢膨らんじゃって、もし無しになったら他にいいのが見つかるまで、キッチンボードは段ボールで代用したいくらいの決意です。
最近でいうと、色んな
『タイル』を検索してはワクワクしてました。
耐熱に優れたダントツの素材であり、キッチンボードに使う予定の逸材だからです
(だそうですよ)
鳥居はとにかくオーブンを使う。
週一の焼き芋にはじまり、ステラおばさんにも負けない頻度でお菓子を焼きます
けれど、アイスとクッキーは作りません。
アイスは事情があって一生作ってはいけないし、クッキーは
toteさんとこのが1番美味しいですから。
※一度真似して焼いてみるも、完敗
お菓子作りに欠かせない天板を、鍋敷き無しで
“直置き”できるキッチンボード。
想像だけで作業効率が格段に上がる…しかもそこは可愛いタイル。
愛しくて、毎日そこに立つ自分が想像できました
作る場所が好きな場所なら、そこで作りたい気持ちも自然と増すはず。
完成までを企画で追う話も、密かに進んでます。
『
家具』って、おうちの中にいきづく自分の分身。
家具好きなまいぷれ読者の方にも、ドストライクな内容になるんじゃないかなと思うんです
そんな楽しみな今後のお仕事や、キッチンボードで腕磨く自分を想像するとやる気もますますUP。
心に残る大切な言葉や、今ある温かな縁に、がんばる力を日々もらい春に向かって前進中です。