◇まいぷれ編集部・体験白書◇【まいぷれ京都西京区・南区】
人生の素敵な瞬間は、思いがけずやって来る。
皆さまこんにちは☆編集部の鳥居です。
春の訪れとともに、コロナ禍の張りつめていた状況も穏やかになりつつある最近。
心待ちにしていた、掲載店『西山浄土宗 慈眼山 萬福寺』さんの春のお彼岸「法話落語」へお邪魔してきました。
檀家さんへの法要からはじまった当日。
おごそかな雰囲気なのかしら…なんて緊張してたらば。
「読経中もお手洗いとか、皆さん遠慮なく行ってもらって大丈夫ですしね~^^」
取材時に感じた変わらずの気さくさ、萬福寺住職さんのお声かけに心ほぐれます。
しかし、開始と共にイメージはこれまた素敵に一変。
朗らかなお声とは異なる重低音の心地よいお経が心身に響く本堂。
全身全霊を込めた“追善供養”の意味を、この目で見た気がしました。
鳥居もなにかお手伝いしたいな…。
そんなわけで間の休憩時間、檀家さんへのお茶配りに参戦。
あったかい飲み物で和んでもらおうという心配り、萬福寺さんそのものみたいですよね。
「ここの娘さんですか?」
なんて、光栄にもいただいたご質問。
チーム萬福寺の仲間入りできた気分で、思わず嬉しくなりました♪
そして幕を開けた「法話落語」。
落語の世界から仏門に入られた稀なご住職さんは、なんと落語歴30年のプロ「久志 則行 師」。
7年前仏門に入られ、法林山 雲迎寺(さつき寺)からはるばると。
迎える当日を思うと寝れなかったんですよ~と、冗談交じりに暴露されてました。
すべての出来事は「ご縁」だそうです。
遠い山奥にある自分のお寺と萬福寺さんが繋がったことも。
今ここで沢山の人達の前で落語ができることも。
鳥居がここでお話聞けていることも、そうなんだと。
忙しくしてるとつい曇りがちな、“当たり前がある日常の幸せ”を改めて感じました。
「では、皆さんのお許しを得て今日はマスク外してお話いたしますね~」
わ、なんか久しぶり…。
人の顔が全部見えることで伝わる“その人の表情”。
以前は当たり前だった懐かしい光景に、ちょっとじーんときてしまいました。
「落語」って、人生初だったのです。
だから鳥居も前日からワクワク。
終始笑いに包まれる現場。
何が面白いかって、順番は付けられそうにない。
けれど面白さ以上に、鳥居の鳥肌が立ったのは。
落語家さんの真骨頂とも言うべき“プロの動き”。
お話の中で、焼き芋を食べるシーンが出てきたんですよ。
お手持ちの紫色の手ぬぐいを焼き芋に見立てて演じられる様子。
お芋のホクホク感、ハモッとかぶりつく口の動き、ハフハフほふほふ言いながら美味しそうに頬張る「焼き芋実食物語」が一番の感動でした。
「アツッ」なんて言いながら、紫色の手ぬぐいで見立てた芋の皮をむく様子。
「すごいわぁ…」
「上手やねえー…」
の声と共に、時折起こる拍手。
自他ともに認めるさつま芋大好き女には衝撃の様子でした。
「うわ…めちゃくちゃ美味しそぉ…」
素晴らしい芸に触発されたのでしょう。
この日の晩、自宅オーブンで焼き芋を焼きました。笑
“見える焼き芋”を食べる女より、“見えない焼き芋”を食べる久志住職さんの食べ方のほうが圧倒的にリアルな気がする…。
そんなことを思いながら。
プロの芸をこの目で見れた幸運に感謝。
しゃべれる動物は、人間だけ。
笑える動物は、人間だけ。
この「武器」を、大いに活かして生きるべきですよ皆さん^^。
すごい響いたんです、この言葉。
笑うってプラスの気を招くもの…くらいに思ってはいたけれど。
人生の「武器」になるアイテム、という考え方は無かった。
笑うのにマイナス効果はない。
笑うと細胞が生き生きして、食事がいっそう美味しくなるからね…と。
確かに、お腹がよじれるほど笑った後、夜に食べた焼き芋は格別に美味しかったっけ。笑
よく聞きますよね。
“世の中にはあんたよりもっと辛い人がいっぱいいるんやから頑張り”みたいな。
あれ、鳥居は好きじゃないのです。
子どもの頃からずっと「?」でした。
自分の辛さは自分だけのもので、自分にしか分からないのに、人の辛さと比べて何が救われるのよと。
でも住職さんの「笑い」の話は、とてもしっくりきたのです。
例えば悲しいことがあっても、無理くり笑ってたら少しずつその“無理”が減っていって心から笑える日がくるのかも。
“無理”じゃない笑いの日常が、また巡ってくる。
他人任せはよくない、笑おうとする自分の底力が大事ですよね。
人生初の法話落語に、笑いと沁みる言葉をもらい、心整った自分と対面することができたこの日。
機会があれば、またお話を聞いてみたいな…そんな風に思いました。
地域の方に寄り添う温かなお寺、萬福寺さん。
四季を感じる境内の景色と共に、笑顔の花咲く催しを日々発信されています。
日々の『ニュース』から是非チェックを。
素敵なお誘いを、ありがとうございました☆彡
当日は、頼れる息子さんが助っ人に♪
店名 | 西山浄土宗 慈眼山 萬福寺 |
住所 | 京都市南区久世大藪町319 |
電話番号 | 075-921-5269 |
営業時間 | 日曜日 09:00~16:30
※お勤めにより前後する場合がございます |
https://www.instagram.com/jigenzan_manpukuji/ |
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。
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